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東部鉱 -湯本坑-

福島県 いわき市。
国鉄湯本駅のすぐ北西には、常磐炭鉱東部鉱が広がっていた。
いまだに多くの遺跡と出会う、遺構密集ポイントだ。

いわき市石炭・化石館「ほるる」から北へ徐々に移動していく。
湯本自治階段
まず登場するのが自治会館の階段。
白亜の美しい建物はすでになく、この階段も撤去されてしまった。
湯本山神社
すぐ裏手には湯本山神社があり
閉山後、山神社の神々はこちらに祭られている。
湯本六人車坑湯本6人車坑内
100mほど北に向かうと右手に第六坑人車坑が見えてくる。
昭和22年、昭和天皇が入坑された坑口。
外側は小奇麗に変身してしまったが、内部は生身の坑道そのもの。
扁額の通り、坑口前には復元された人車が展示されていたが
朽ち果て、撤去されてしまった。

湯本第五坑人道1
更に道なりに歩を進める。
常磐開発さんの敷地内に
この地区で最もお気に入りの第五坑人道が残る。
湯本第五坑人道扁額湯本第五坑排水湯本第五坑排水2
坑口といえば丸い穴のイメージがあるが、
後述の西部斜坑同様、あえて違う形状の坑門を入口にくっつけている。
幅広い印象となり安定感が増している。
保存状態の良さもさる事ながら周りは芝生や庭石が美しく手入れされている。

すぐ北側の広い駐車場は西部斜坑が横たわっていた場所。
湯本5連卸
その片隅に第五坑連卸坑口と火薬庫跡が残される。
連卸坑口には何かのスイッチがあり、実際に使用されていた当時の香りがする。
湯本五連卸スイッチ湯本火薬庫

昭和30年頃になると第五、六坑は補助坑となり、
すべての揚炭が西部斜坑に集約される。
西部斜坑本卸、連卸はすでに跡形もないが
本卸坑口から分岐する西部斜坑石炭積出坑口が
石炭・化石館の見学コースとして残されている。
b128.jpg
とにかく大きな坑口で、中を覗けば3線のトロッコ軌道が見える。
それにしても東部鉱における西部斜坑の名はややこしい…。
ちなみに、国鉄常磐線を挟んで東側が東部鉱(鹿島坑、湯本坑)、西側が西部鉱(磐崎坑)と呼ばれる。
西部斜坑は西部鉱の揚炭も行われており、すべての炭鉱が地下で繋がっていた事が判る。

常磐炭鉱 東部鉱 鹿島坑編はこちら
常磐炭鉱 西部鉱 磐崎坑編はこちら

巨大な常磐炭鉱が付近の炭鉱の揚炭を集約した西部斜坑。
その巨大鉱業所の面影を広い敷地、巨大坑口に見つけ
大いに興奮する散策となった。

最後に、毎回訪ねるたびに快く見学を許可して下さる
常磐開発株式会社様に厚く御礼申し上げます。
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  1. 2012/03/29(木) |
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